わが国の大工は、職人気質(かたぎ)といわれるように、昔から仕事の質に関わる道具と材料については並々ならぬこだわりをもってきました。また道具をつくる側の鍛冶も大工の心意気に応じようと、心根を込めて多くの優れた道具を生み出してきました。ここでは職人のやりとりの中から生まれた様々なエピソードを、当館の刊行物の中から選りすぐって紹介します。