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□■□ 竹中大工道具館MAILNEWS 第6号 (2010/6/1発行)
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目 次 | C O N T E N T S
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[1]開館25周年記念巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」東京会場のご案内
[2]巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」東京会場 イベント情報
[3]巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」の公式サイトがオープンしました
[4]リニューアルでここが変わった!その5
[5]鉋削り体験(一般・こども向け)のご案内
[6]夏休み子ども体験教室のご案内
[7]「技と心セミナー」のご案内
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[1]開館25周年記念巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」東京会場のご案内
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いよいよ6月16日(水)から竹中工務店ギャラリー・エー・クワッドにて巡
回展「棟梁−堂宮大工の世界−」が始まります。そこで今号では東京展の
みどころを紹介いたします。
古代から続く伝統の技を受け継ぎ、組織をまとめあげながら、難事業に立ち
向かう堂宮大工棟梁の姿は、変動の激しい現代社会にいきる私たちにとって、
魅力的に映ります。
本展はそのような堂宮大工棟梁がどのような仕事をしているかを紹介するこ
れまでにないユニークな展示です。奈良の堂宮大工棟梁・西岡常一が作成し
た図面やノート、使い古された大工道具、そして型板や原寸図、1/10スケー
ル部分模型、加工中の木材など、大工の仕事場でしかみることのできない資
料を展示します。また棟梁の仕事や言葉を収録した独自製作ビデオも会場内
にて上映します。
[展示構成とみどころ]
(シンボル展示)
唐招提寺金堂斗きょう原寸大模型(国立科学博物館所蔵・鵤工舎製作)
巨大な木材をあつかう堂宮大工の特性を理解していただくために国立科学博
物館から特別出品いただいた、高さ3m超の唐招提寺金堂斗きょうの原寸大
模型です。平城遷都1300年の年にふさわしい展示物でもあります。
(1) 修 業 −棟梁への道−
棟梁のもとに入門した若者たちがどのような努力をして成長していくのかを、
刃物研ぎに使う道具、上手に仕上げた削り屑、棟梁が修行中の弟子に送った
手紙などで紹介します。
(2) 設 計 −計画を練る−
今日では大工が設計をすることは少なくなっていますが、昔は設計から施工
まで、棟梁がすべておこなっていました。ここでは、西岡常一手書きの技術
ノートや図面を展示します。
(3) 墨 掛 −棟梁の美意識−
墨掛は加工の目安となる線を引く工程です。なかでも大事なのは屋根の反り
などの緩やかな曲線です。それを精確に加工するための様々な道具(型板)
や図面(原寸図5.4m×2.7m、板図5点)を一面に展示します。
(4) 刻み −切れる刃物と工人の想い−
ミリ単位の精度が求められる堂や塔などの建築では、切れる刃物で鋭利に加
工することが大事です。ここでは作業所の中で行われていて見ることのでき
ない刻みの工程を、加工中の丸柱や隅木、桁の展示を通して解説します。
(5) 式 祭 −祈りを捧げる−
建築工事の節目には地鎮祭や上棟式などの式祭がとりおこなわれますが、こ
の行事を取り仕切るのも棟梁の仕事の一つです。ここでは上棟式などに使用
する衣装や専用の道具を紹介します。
(6) 道 具 −大工の魂−
道具には使用者の魂が込められていると言います。ここでは奈良の堂宮棟梁・
西岡常一が愛用した道具を中心に、堂宮大工が使用する各種の道具を紹介し
ます。
(7) 映像コーナー
棟梁の技や心は形として残りにくいものです。そこで、西岡常一棟梁の弟子
で、現代を代表する堂宮大工・小川三夫棟梁と鵤工舎の仕事を新たに撮影し
た映像で紹介します。そのほか、唐招提寺金堂・平成大修理の記録映像も上
映します。
以上、東京会場のみどころをご紹介しました。ぜひご来場下さい!
▽下記ページに写真入りの情報があります。あわせてご覧下さい。
http://www.dougukan.jp/toryo/content/highlight_01.html
[展覧会情報]
会期 : 2010 年6 月16 日(水)−7月23 日(金)
時間 : 10:00−18:00 日曜・祝日休館(最終日17:00 まで)
入場料 :無料
会場 : GALLERY A4 東京都江東区新砂1-1-1竹中工務店東京本店1F
主催 : GALLERY A4 (ギャラリー・エー・クワッド)
企画 : 財団法人竹中大工道具館
アートディレクション・会場構成:矢萩喜從郎
後援: 江東区教育委員会、社団法人日本建築学会、
社団法人日本建築士会連合会、社団法人建築業協会、
社団法人平城遷都1300年記念事業協会
協力: 文化庁、独立行政法人国立科学博物館、律宗総本山唐招提寺、
株式会社鵤工舎
お問合せ : GALLERY A4
TEL:03-6660-6011 URL: http://www.a-quad.jp
▽アクセス情報は下記ページより。
http://www.dougukan.jp/toryo/content/overview.html
(参考情報)
開館25周年記念巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」
http://www.dougukan.jp/toryo/
東京会場 6月16日(水)〜7月23日(金) ギャラリー・エー・クワッド
札幌会場 7月30日(金)〜8月29日(日) JRタワープラニスホール
神戸会場 10月2日(土)〜11月14日(日) 竹中大工道具館
名古屋会場 11月20日(土)〜12月28日(火)トヨタテクノミュージアム
産業技術記念館
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[2]巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」東京会場 イベント情報
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東京会場で実施するイベント情報をお知らせします。
(1) 記念シンポジウム「西岡棟梁が残したもの」
西岡常一棟梁の薫陶を受けて活躍されている3名の堂宮棟梁に、入門の経
緯や修業のこと、西岡棟梁との思い出、そしてその影響を受けて自らがど
のように仕事をしているか、今後の堂宮大工はどうあるべきかについて、
谷直樹先生司会のもとお話しいただきます。
パネリスト:小川三夫(鵤工舎前舎主)、建部清哲((株)建部代表取締役)、
菊池恭二(社寺工舎代表)
司会:谷直樹(大阪市立大学大学院教授)
日時:7月16日(金) 18:00〜19:30
場所:竹中工務店東京本店2F ABホール
先着200名(入場無料・申込不要)
(講師プロフィール)
小川三夫氏:
1947年栃木県生まれ。21歳のときに法隆寺宮大工の西岡常一棟梁に入門、
唯一の内弟子となる。法輪寺三重塔、薬師寺伽藍再建で副棟梁を務める。
1977年独自の徒弟制度による寺社建築会社「鵤工舎」を設立。
2003年「現代の名工」に選ばれる。著書に『木のいのち木のこころ<地>』
『不揃いの木を組む』『棟梁−技を伝え、人を育てる』などがある。
建部清哲氏:
1941年滋賀県西浅井町生まれ。31歳のときに薬師寺金堂関連の新聞記事を
見て西岡常一棟梁が指揮を執る薬師寺金堂建立に携わる。株式会社建部を
経営。2009年公開された映画「火天の城」で大工技術指導にあたる。全国
各地の社寺建築の建立や文化財建造物の保存修理を指導しながら、弟子の
育成にも力を注ぐ。
菊池恭二氏:
1952年岩手県遠野市生まれ。中学卒業後、住宅建築大工修行を始める。
西岡常一棟梁の元で薬師寺金堂、西塔建立に携わりながら、社寺建築を学ぶ。
38歳で社寺専門の工務店、社寺工舎を設立する。
著書に『宮大工の人育て』がある。
(2) 記念講演会「信長・秀吉・家康の大工棟梁」
戦国時代を代表する3人の英雄、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の背後には
天下統一の夢を支えた大工棟梁と職人集団がいました。安土城や大坂城、江
戸城など男達のロマンの結晶ともいえる壮大な建築はどのような人々に支え
られて建てられたのでしょうか。谷直樹先生に長年の研究成果をもとにお話
しいただきます。
講師:谷直樹(大阪市立大学大学院教授)
日時:6月25日(金) 18:00〜19:30
場所:竹中工務店東京本店2F ABホール
先着200名(入場無料・申込不要)
(講師プロフィール)
1948年兵庫県生まれ。京都大学で建築史を学ぶ。堺市博物館勤務を経て、
1982年より大阪市立大学で教鞭を執る。2000年からは大阪くらしの今昔館
(大阪市立住まいのミュージアム)館長を兼任。著書に『中井家大工支配の
研究』『町に住まう知恵―上方三都のライフスタイル』などがある。
(3) 実演・体験教室「堂宮大工の技」
講師:北村智則(竹中大工道具館技能員)
日時:6月19日(土)および7月3日(土) 13:30〜15:00
場所:竹中工務店東京本店1F 特設会場
内容:木の香り体験、ヤリガンナ削り、台鉋削り、墨掛など
先着30名(参加無料・申込不要)
※イベントの日時・内容は変更になることがあります。
最新情報はホームページでご確認ください。
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[3]巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」の公式サイトがオープンしました
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開館25周年記念巡回展「棟梁−堂宮大工の世界−」の公式サイトを当館の
ホームページ内にオープンしました。
公式サイトには、東京(6月16日〜7月23日)、札幌( 7月30日〜8月29日)、
神戸(10月2日〜11月14日)、名古屋(11月20日〜12月28日)各会場の概要
およびアクセス、展覧会のみどころ、イベント(シンポジウム、講演会、実
演・体験教室)情報を関連写真とともに載せてありますので、ぜひご覧くだ
さい。
▽「棟梁−堂宮大工の世界−」公式サイト
http://www.dougukan.jp/toryo/
※公式サイトは各会場の日程に合わせて順次にアップ。
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[4]リニューアルでここが変わった!その5
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新しく生まれ変わった大工道具館の展示を紹介するコーナーです。
第5回の今回は、2階「鉄で道具を作る鍛冶の技」コーナーです。
2009年3月リニューアル以前の常設展示(旧展示)では、「鍛冶の技」コー
ナーは3階にあり、「原料としての鋼」「鍛冶の道具」「鋸の製作工程」を
壁面と平面(造り付け展示台)で構成していました。
リニューアルにあたって重視したのは、鍛冶場の再現でした。特に、重さ
200キロを超えるカナトコは、氷山と同様に、見えている部分の何倍もの体
積が、土間の中に埋まっており、それが一目でわかる工夫をしました。
さらに、鍛冶道具も、再現した仕事場に実際と同じ配置で展示してあります。
そして、ノコギリの他に、ノミとカンナの製作工程も新たに加えました。
なかでも、それぞれの道具のコーナーに、鍛冶の製作工程も併せて展示した
ことが、大きな特徴です。もちろん、「見たままナビ」も各コーナーに設置
してあります。
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[5]鉋削り体験(一般・こども向け)のご案内
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ご来館いただいた方々に実際に道具を使っていただいて、理解を深めていた
だこうと、「鉋削り体験」を下記の日程で開催いたします。とくにお子様連
れの方にはお楽しみいただけると思いますので、この機会にぜひご参加くだ
さい。
開催日:6月5日(土)、7月6日(火)、7月19日(月・祝)
8月14日(土)、8月15日(日)、9月11日(土)、9月25日(土)
時 間:各回とも 14:00〜16:00の間、適宜開催
場 所:竹中大工道具館 地階手入れ室
内 容:台鉋削り、ヤリガンナ削りなど(当館技能員が指導します)
参加費:無 料(入館料別途必要)
※上記イベントは都合により、中止することがあります。
最新情報は下記のページでご確認ください。
none_jp.html
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[6]夏休み子ども体験教室のご案内
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大工の技を見学し、大工道具を使って工作をしてみましょう。
日 時:2010年8月21日(土) 13:30〜16:00
参加費:無料(保護者のみ別途入館料が必要になります)
内 容:マガジンラック
場 所:竹中大工道具館地階多目的ホール
対 象:小学4年生〜中学3年生
(小学生の方は必ず保護者がご同伴ください)
人 数:15名 定員を超えた場合は抽選となります。
(参加通知は締切日以降にお送りいたします)
募集期間:2010年6月10日(木)〜8月2日(月)消印有効
応募方法:ウェブメールまたは往復はがきに下記事項をご記入の上
お申し込みください。
※ウェブメールは当館ホームページ(http:// dougukan.jp)
「体験教室」のページよりお申し込みください。
(6月10日受付開始)
【往信用裏面】
お子様の氏名(フリガナ)、お子様の年齢、生年月日、郵便番号、住所、電話番号
【返信用表面】
宛先にお子様の氏名、郵便番号、住所をご記入ください。
※裏面は参加証を印刷しますので、無記入のこと。
【お申し込み先】
〒650-0004 神戸市中央区中山手通4-18-25
竹中大工道具館「夏休み子ども体験教室」係
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[7]「技と心セミナー」のご案内
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大工道具や木造建築の専門家ならびに当館スタッフによるセミナーのご案内
です。今回は7月と9月におこなわれるセミナーを紹介します。
[42] 2010年7月17日(土)(締切 2010年7月2日)
テーマ 「石器でつくる大型建築−縄文時代の技術と道具−」
講 師 渡邉 晶(当館 学芸部長)
内 容 木の建築の部分相互を、仕口によって組み合わせる工法は、
約2000年前の鉄器使用によって可能になると考えられていま
した。近年、その定説をさらに約2000年さかのぼらせる発見
がありました。その技術の内容を紹介し、時代背景について
考えます。
[42] 2010年9月18日(土)(締切り2010年9月3日)
テーマ 「茅葺きの歴史を探る」
講 師 黒坂 貴裕 (奈良文化財研究所 研究員)
内 容 日本の農村の原風景と言えば、茅葺屋根は欠かすことが出来
ません。しかし、先史時代から連綿と続いてきた茅葺きも、
現代社会では衰退しつつあります。また、葺き替えられるこ
とが常の茅葺屋根は、古い形式や技術が分からなくなってし
まいます。
今回は、各地に残る茅葺屋根や史料から、茅葺きの歴史を可
能な限り遡ってみることにします。
いずれも
参加費:無料(入館料は別途必要)
開催時間:13:30〜15:00 (13:00開場)
会 場:竹中大工道具館B1F多目的ホール
備 考:応募者多数の場合は抽選(要申込み)
▽セミナーのお申込み方法は下記のページをご覧ください。
159_jp.html
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┃編┃集┃後┃記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日から6月になりました。
真夏のような暑い日があったかと思うと、まるで春先のような肌寒い日が
あったりと、今年は不安定な気候が続きますね。
さて、ここ数回のメルマガでお知らせをしてきた巡回展がいよいよ
東京を皮切りに開幕します。
今回の目玉である唐招提寺金堂斗きょう原寸大模型は本当にすごい迫力
です。みなさまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。
次号は7月下旬の配信を予定しています。
(O)
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■竹中大工道具館MAILNEWS 第6号 (2010/6/1発行)
編集・発行 財団法人竹中大工道具館
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