15年以上かけて育てた木から、わずか牛乳瓶1本分しか採取されないという貴重な「浄法寺漆」(岩手県二戸市産)を使用して自分だけのお椀をつくります。シンプルで堅牢な「暮らしの器」である浄法寺塗は、使うごとに艶を増し、修理や塗り直しをしながら世代を超えて使い続けられる漆器です。今回、浄法寺から特別に職人(漆掻き・塗師)をお招きしますので、浄法寺における漆採取と漆塗りの技についても実演・講義していただきます。漆について詳しく知りたい方におすすめです。
※浄法寺漆を採取する伝統の技は2020年にユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」の一つとして登録されました。本イベントはその登録を記念して開催されます。
*本ワークショップは、竹中大工道具館開館40周年記念企画展「日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く」の関連イベントです。
「漆かぶれ」について
漆はアレルギーによりかぶれることがあります。体質によって直接触れていない場合でもかゆみなど症状が現れることがあります。医療保障などは負いかねますので、ご自身の体質を考慮しご検討ください。
<漆かぶれ及び汚れの対策(服装、保護具等)>
漆かぶれの感度は人それぞれですが、対策としての参加要件ならびに推奨事項は次の通りです。
参加要件:長袖、長ズボン/長スカート、マスク(普通の不織布マスク)の着用
推奨事項:エプロン、腕抜き(アームカバー)、手袋(使い捨てのポリ手袋を二重履き)、露出部分(首筋、顔面等)はクリーム(ニベアなど)を塗る
- 内容
- ①漆掻き実演・体験(本物の漆の木を削ります)
②漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
③小ぶりなお椀の内側に浄法寺漆を使って仕上げ塗りを行います(椀外側は事前に仕上がっている状態から)。
※完成品は後日参加者へお届けします。(漆硬化時間を考慮し、約1.5カ月後発送) - 日時
- 2024年11月9日(土) ①10:00~12:00、②13:30~15:30
- 講師
- 滴生舎 塗師
- 場所
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 24,000円(お椀代・完成後の送料を含む、別途入館料が必要)
- 定員
- 各回とも高校生以上 5名 ※応募者多数の場合抽選
※小学生は保護者とペアでの参加となります。 - 申込締切
- 2024年10月25日(金)まで
- 申込方法
- 下記申込みボタン(※WEB受付は9/26から)、または往復はがきに下記事項をご記入の上 お申込みください。
※記入もれにご注意ください。(受付できない場合もございます)
※1通につき1名の申込みとなります。
■往復はがき(ハガキ1枚につき1名様まで)
[往信用裏面]
①イベント名・希望日時 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手
[返信用表面]
・宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入
・裏面は未記入のこと。
[申込先]
〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1竹中大工道具館イベント係
■予約専用サイト(外部サイトにリンクしています*1)
★予約ページ下部のカレンダーより日程をお選びいただき、申込を進めてください。
※WEB受付は9/26から
- 補助
- 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁) - キャンセル
について
(PDF) - 当選通知を受け取り後、開催日の3日前以降にキャンセルをされた場合は、キャンセル料として参加費全額を申し受けます。
なお、ワークショップの材料のみのお渡しは一切しておりません。ご了承ください。
*締切日以降5~10日程で受講可の応募者には当選通知(メールまたはハガキ)が届きます。
- *1)
- ・予約システム「RESERVA(レゼルバ)」(運営:株式会社コントロールテクノロジー)での予約になります。
・株式会社コントロールテクノロジーのプライバシーポリシーもご確認ください。⇒こちら