展覧会概要 | 元興寺極楽堂と禅室の屋根には、1400年の風雪に耐えて今なお現役で建物を守り続けている飛鳥時代の瓦があります。土を練って焼き上げるだけで、千年も屋根の葺材として使うことができるのです。本展ではそうした長寿命の古代瓦にスポットをあて、瓦のつくり方、葺き方について、建築という切り口から瓦を読み解いていきます。 瓦の歴史をはじめ、原料となる土、製作道具、葺く工程や葺き方の模型などを映像とともに解説します。また普段屋根の上にあってなかなかみることのない迫力ある鴟尾(しび)や造形豊かな鬼瓦も目の高さでご覧いただけます。瓦に込められた瓦職人の心意気をぜひ会場にてご覧ください。 ※本展は東京・神戸の二会場にて開催します。
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関連イベント |
■ミニ講演会 14歳で瓦葺職人に弟子入りし、瓦一筋70年の山本清一さんより瓦づくりについてお話しいただきます。
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■ワークショップ「鬼瓦クッキーをつくろう!」
瓦屋根の上にあって普段あまりみることのない鬼瓦をオリジナルレシピの美味しいクッキーでつくってみませんか? 土を練り、型に嵌めて形をとり、焼き上げて完成させる古代の鬼瓦。その工程を鬼瓦クッキーづくりをとおして楽しく学びます。
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■「技と心」講演会 「職人と語る瓦屋根のはなし(仮)」 瓦屋根一筋の職人と古代建築の専門家をお迎えし、本瓦葺きの魅力、古代建築とその瓦の復元、そして瓦の未来について語ります。
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■「技と心」セミナー[84] 「世界の瓦と日本の瓦」 世界中に何種類の瓦があり、それらは、いつ、どこで、どのようにして誕生し、何を原動力に広がったのか。そして、日本の瓦は、その中にいかに位置づけられるのかについて考えます。
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※詳細は決まり次第ウェブサイトにてお知らせします。 |