展覧会概要 |
世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。
その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。
- 展覧会名
- 開館40周年記念企画展
日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く
- 会期
- 2024年9月14日(土)~12月15日(日)
- 会場
- 竹中大工道具館1Fホール
- 開催時間
- 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 入館料
- 大人700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
- 主催
- 竹中大工道具館、伝統建築工匠の会
- 後援
- 兵庫県、日光市、二戸市
- 特別協力
- 日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社
- 協力
- 日光社寺文化財保存会、社寺建造物美術保存技術協会、日本うるし掻き技術保存会、金沢金箔伝統技術保存会、石川県箔商工業協同組合、鈴木錺金具工芸社、浄法寺歴史民俗資料館、TOPPAN
- 補助
- 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
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チラシ |
A4サイズ・PDF形式のチラシがダウンロードできます。(約2MB) |
主な展示品 |
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関連イベント |
■記念講演会「日光の建造物装飾・漆塗と彩色」 *開催終了
※WEB申込のみ
東照宮の建造物は建物の格式によって漆塗りの色が異なります。創建当時の塗装痕・彩色痕の事例を通して、江戸時代から令和まで守り伝えられてきた漆塗り・彩色の技法、材料などについて紹介します。
- 日時
- 2024年8月4日(日)13:30~15:00
- 講師
- 佐藤則武(選定保存技術保持者(建造物漆塗))
- 会場
- 竹中大工道具館1F
- 参加費
- 無料(別途入館料が必要)
- 定員
- 80名 ※WEBからの事前申込制 ※応募者多数の場合は抽選
- 申込締切
- 7月19日(金)まで
■実演「日光の彩色・漆箔押し」
日光の伝統的な彫刻生彩色(いけざいしき)の工程を実演します。
- 内容
- ①漆箔押し(漆塗の上に金箔を貼る)
②岩絵の具による着彩
- 日時
- 2024年9月28日(土)、29日(日)
10:00~12:00/13:30~16:00(29日は14:30まで)
- 講師
- 日光社寺文化財保存会技能士
- 会場
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 無料(別途入館料が必要)
- 申込み
- 不要、見学自由
■体験教室「伝統的な彩色技法で花文様を描く」
日光の社寺修復に携わる彩色職人と金箔製作職人を講師にお迎えし、伝統的な岩絵の具や金箔を使った彩色手法で花文様を描きます。
- 日時
- 2024年10月5日(土)
①9:30~10:30、②11:00~12:00、③13:30~14:30、④15:00~16:00
- 講師
- 松村製箔所、日光社寺文化財保存会技能士
- 会場
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 2,000円(別途入館料が必要)
- 定員
- 各回とも小学3年生以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
- 申込締切
- 2024年9月20日(金)まで
■ワークショップ「浄法寺塗でお椀をつくる」
※本ワークショップページ内に特記事項あり
- 内容
- ①漆掻き実演・体験(本物の漆の木を削ります)
②漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
③小ぶりなお椀の内側に浄法寺漆を使って仕上げ塗りを行います(椀外側は事前に仕上がっている状態から)。
※完成品は後日参加者へお届けします。(漆硬化時間を考慮し、約1.5カ月後発送)
- 日時
- 2024年11月9日(土)①10:00~12:00、②13:30~15:30
- 講師
- 滴生舎 塗師
- 会場
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 24,000円(お椀代・完成後の送料を含む、別途入館料が必要)
- 定員
- 各回とも高校生以上 5名 ※応募者多数の場合抽選
- 申込締切
- 2024年10月25日(金)まで
■ワークショップ「浄法寺塗のストラップをみがく」
※本ワークショップページ内に特記事項あり
- 内容
- ①漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
②漆掻き実演・体験(本物の漆の木を削ります)
③漆ストラップを磨いて仕上げます(8種類の絵柄から選べます)
※完成品は即日持ち帰り可能
- 日時
- 2024年11月10日(日)①10:00~11:15、②13:00~14:15、③14:45~16:00
- 講師
- 日本うるし掻き技術保存会会員
- 会場
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 2,500円(漆ストラップ代含む、別途入館料が必要)
- 定員
- 各回とも10歳以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
- 申込締切
- 2024年10月26日(土)まで
■体験教室「錺金具の彫金」
※詳細は決まり次第、更新予定です。
- 日時
- 2024年11月16日(土)①10:00~11:00、②13:00~14:00
- 講師
- 鈴木錺金具工芸社
- 会場
- 竹中大工道具館B2F木工室
- 参加費
- 2,000円(別途入館料が必要)
- 定員
- 各回とも小学4年生以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
- 申込締切
- 2024年11月1日(金)まで
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関連イベント
申込方法
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各イベントページ、または往復ハガキでお申込みください。
- イベントページ
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*詳細が決まり次第、順次更新
- 記念講演会「日光の建造物装飾・漆塗と彩色」はこちら
- 実演「日光の彩色・漆箔押し」はこちら
- 体験教室「伝統的な彩色技法で花文様を描く」はこちら
- ワークショップ「浄法寺塗でお椀をつくる」はこちら
- ワークショップ「浄法寺塗のストラップをみがく」はこちら
- 体験教室「錺金具の彫金」はこちら
- 往復ハガキ
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*ハガキ1枚につき1名様まで
[往信用裏面]
①イベント名 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。
裏面は未記入のこと。
[申 込 先]
〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係
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