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7月18日(土)、木組展広島会場が開幕しました。
広島での巡回展開催は今回が初となります。
会場はCLiP HIROSHIMA(クリップ広島)、緑の広がる東千田公園(広大跡地)に隣接しています。
クリップ広島の建物に入ると、すぐ左手から「木組」の展示がはじまります。
天井が高く三方をガラスに囲まれた、広々として明るい空間です。
会場内では広島県木材組合連合会の地元木材についての展示もご覧いただけます。
展示室入口(Entrance)
入口には継手の展示、正面奥に錦帯橋の模型が見えます。
四方差し(Disassembled Shiho-sashi) 模型前から見た入口付近の展示
民家の大黒柱などに使われる木組、四方差しの模型です。原寸大の迫力をご堪能ください。
円覚寺舎利殿組物原寸模型(Engakuji-Temple Shariden Interlocking Bracket Complex Full Scale Model)から見た展示風景
円覚寺舎利殿は鎌倉にある国宝の寺院建築。軒先を支える総数66点の部材で構成される組物を、分解した形で展示しています。また、これらが組まれる様子をCGでご覧いただけます。
不思議な木組(Strange Joints)、ハンズオン(Hands on)
木組の不思議をご紹介します。ハンズオンコーナーでは分解や組立を実際に体験していただけます。
組子屏風(Kumiko Folding Screen)
金物や塗料を一切使わず木を組み、信州の山並が表現されます。日本を代表する組子職人の技をぜひ会場でご覧ください。
錦帯橋(Kintaikyo-Bridge)
岩国市の錦帯橋の2.5分の1模型は、平成の架け替えをおこなった棟梁 海老﨑粂次さんによるものです。
世界でも珍しい木によるアーチ構造の仕組みがわかります。
ギタード(フランス式庇)とフランス式架台(Guitarde and Trestle)
西欧の伝統的木造建築に見られる曲面部材を組み合わせた木組を紹介しています。
右手は、建築や組子など様々な職人の技の映像をご覧いただくコーナーです。
2階から見た木組展全景 (Panoramic view from 2nd floor)
広い空間でゆとりをもってご覧ください。右(フローリング部分)は広島県木材組合連合会の展示です。
前面道路からガラス越しに見える「木組展」特大パネルが目印です。
建物や工芸品など、完成してしまうと外見からは全く見えなくなる木組。美しい木組の不思議な世界を、ぜひ会場で、爽やかな木の香りとともにお楽しみください!