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2020年1月11日(土)、木組展 名古屋会場が開幕しました!
会場はトヨタ産業技術記念館の特別展示室。4月5日(日)まで開催します。
展示室入口(Entrance)
入口ゲートは名古屋会場だけの特別デザイン。広い館内の遠くから見ても目立っています!
明るく開放的な神戸会場とは異なり、名古屋会場は落ち着いた雰囲気。個々の木組の美しさが際立っています。
円覚寺舎利殿組物原寸模型(Engakuji-Temple Shariden Interlocking Bracket Complex Full Scale Model)
寺社建築の組物を分解した模型。66個の部材でつくられています。組む様子をモニターと壁面写真でご覧いただけます。
不思議な木組(Strange Joints)
神戸でも好評だった「不思議な木組」コーナーは、種類を増やしてバージョンアップ。壁面には継手デザインがあしらわれています。
木組パズル 市松組(Kigumi Puzzle Ichimatsu Frame)
無限に広げていくことができる市松紋様の木組。立方体の間を通る細い線状部分をばらすことができます。
球体組子(Kyutai Kumiko(Spheric Kumiko))
この組子細工、なんとサッカーボールの形をしています!
ギタード(フランス式庇)とフランス式架台(Guitarde and Trestle)
日本だけでなく、西欧の木造建築にも「規矩術」があるんです。曲線を自在に組み合わせる技術は西洋独自のものです。
錦帯橋(Kintaikyo-Bridge)
錦帯橋2.5分の1模型は、下から見上げれば構造がより良く分かります。この模型製作を担当され、平成の架け替えの棟梁であった海老﨑粂次さんが、2月9日(日)講演会に登壇されます。
組み接ぎ(Kumi-tsugi (Box Joint))
箱など指物の接合部分には複雑な組み接ぎが使われています。釘を使わずに接合することで長持ちさせることができるのです。
梻嵌装長方箱 (Rectangular Box in Japanese Ash finished in urushi lacquer)
人間国宝・須田賢司氏による作品。美しい杢目(もくめ)に目を奪われます。角の部分が実は複雑な接手で組まれていることは、外観からは全く分かりません。
ハンズオン(Hands on)
手に取って組んでみる指物の木組ハンズオン。大好評につき種類を増やしました!
組子屏風(Kumiko Folding Screen)
木枠に細かな木片を嵌め込んでつくられる、美しい組子細工。いったいどのようにしてできているのでしょう?ぜひ映像でご確認ください。
木を加工し建築・指物・橋などさまざまなものに利用する木組の文化は、 世界に誇るべき伝統技術。ぜひ展示会場へお越しください!