みどころ
唐招提寺金堂斗きょう模型イメージCG

シンボル展示
木組み(唐招提寺金堂斗栱 原寸大模型)

今回の目玉展示は、高さ3mを超える唐招提寺金堂斗栱の原寸大模型です。巨大な木材をあつかう堂宮大工の特性を理解していただくために国立科学博物館から特別出品していただいたものです。製作は西岡常一棟梁指導のもと鵤工舎で行われました。平城遷都1300年の今年にふさわしい展示物でもあります。
※会場によって大きさや構成が異なります。

 

 


西岡常一が弟子・小川三夫へ送った手紙〈個人蔵〉

修業 -棟梁への道-

棟梁のもとに入門した若者たちがどのような努力をして成長していくのかを、刃物研ぎに使う道具、上手に仕上げた削り屑、棟梁が修行中の弟子に送った手紙などで紹介します。

 


法輪寺三重宝塔第三重仕事図(縮尺1/10、西岡常一作成)
〈個人蔵〉

設計 -計画を練る-

今日では大工が設計をすることは少なくなっていますが、昔は設計から施工まで、棟梁がすべての仕事を行っていました。ここでは、今日では貴重な存在になった手書きの技術ノートや図面を展示します。