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記念シンポジウム

「西岡常一棟梁が残したもの」

西岡常一棟梁の教えを受けて活躍されている3名の堂宮棟梁に、入門の経緯や修業のこと、西岡棟梁との思い出、そしてその影響を受けて自らがどのように仕事をしているか、今後の堂宮大工はどうあるべきかについて、谷直樹先生司会のもとお話しいただきます。

>>記念シンポジウムレポート
タイトル 西岡常一棟梁が残したもの
日 時 2010年7月16日(金) 18:00-19:30
場 所 竹中工務店東京本店2F ABホール 
定 員 先着200名(入場無料・申込不要)
講 師 小川三夫(鵤工舎前舎主)、建部清哲((株)建部代表取締役)、菊池恭二(社寺工舎代表)
総合司会 谷直樹(大阪市立大学 大学院教授)
プロフィール

小川三夫

1947年栃木県生まれ。21歳のときに法隆寺宮大工の西岡常一棟梁に入門、唯一の内弟子となる。法輪寺三重塔、薬師寺伽藍再建で副棟梁を務める。1977年独自の徒弟制度による寺社建築会社「鵤工舎」を設立。2007年「現代の名工」に選ばれる。著書に『木のいのち 木のこころ<地>』『不揃いの木を組む』『棟梁-技を伝え、人を育てる』などがある。

建部清哲

1941年滋賀県西浅井町生まれ。31歳のときに薬師寺金堂関連の新聞記事を見て西岡常一棟梁が指揮を執る薬師寺金堂建立に携わる。2009年公開された映画「火天の城」で大工技術指導にあたる。株式会社「建部」を経営。全国各地の社寺建築の建立や文化財建造物の保存修理を指導しながら、弟子の育成にも力を注ぐ。

菊池恭二

1952年岩手県遠野市生まれ。中学卒業後、住宅建築大工修行を始める。西岡常一棟梁の元で薬師寺金堂、西塔建立に携わりながら、社寺建築を学ぶ。38歳で社寺専門の工務店「社寺工舎」を創業。著書に『宮大工の人育て』がある。

谷直樹

1948年兵庫県生まれ。京都大学で建築史を学ぶ。堺市博物館勤務を経て、1982年より大阪市立大学で教鞭を執る。2000年からは大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)館長を兼任。著書に『中井家大工支配の研究』『町に住まう知恵―上方三都のライフスタイル』などがある。
会場案内 地図
お問い合わせ ギャラリー・エー・クワッド TEL 03-6660-6011 URL:http://www.a-quad.jp

 

 

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