みどころ
曲線を形作るための型板(鵤工舎製作)

墨掛 -棟梁の美意識-

墨掛は加工の目安となる線を引く工程です。なかでも大事なのは屋根の反りなどの緩やかな曲線です。それを精確に加工するための様々な道具(型板)や図面(原寸図5.4m×2.7m、板図5点)を一面に展示します。

 

 

 


加工中の隅木(鵤工舎製作)※東京・名古屋会場のみ展示

刻み -切れる刃物と工人の想い-

ミリ単位の精度が求められ堂や塔などの建築では、切れる刃物で鋭利に加工することが大事です。ここでは作業所の中で行われていて普段は見ることのできない刻みの工程を、加工中の丸柱や隅木、桁の展示を通して解説します。
※隅木は長大なため東京・名古屋会場のみの展示となります。

 

 


堂宮大工棟梁・西岡常一愛用の道具〈個人蔵〉

道具 -大工の魂-

道具には使用者の魂が込められていると言います。ここでは奈良の堂宮棟梁・西岡常一が愛用した道具を中心に、堂宮大工が使用する各種の道具を紹介します。