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「不揃いの木を組む」

法隆寺五重塔や薬師寺三重塔(東塔)は1300年の時を経た今でも大地の上に力強く立ち、美しい姿を見せています。しかしその内部は、不揃いで癖のある木が縦横に組み合わされ、昔の工人が木と格闘した跡がいたるところに残っています。不揃いな木をうまく組み合わせることにより、強い建築が出来ます。人も同様で、不揃いの中で育て、その癖をうまく組み合わせることにより大きな成果が生まれます。小川三夫棟梁に、その真髄をお話いただきます。

>>トークイベントレポート
タイトル 不揃いの木を組む
日 時 2010年11月28日(日) 14:00-16:00
場 所 産業技術記念館 大ホール ※会場が変更になりました。ご注意下さい。
定 員 先着300名(入場無料・申込不要)
講 師

小川三夫(鵤工舎前舎主)

(プロフィール)
1947年栃木県生まれ。高校生の時、修学旅行で見た法隆寺に感激し、堂宮大工を志す。21歳で西岡常一棟梁の唯一の内弟子となる。法輪寺三重塔、薬師寺西塔・金堂の再建で副棟梁を務める。1977年独自の徒弟制度による寺社建築会社「鵤工舎」を設立。2003年「現代の名工」に選ばれる。2009年黄綬褒章受賞。『木のいのち木のこころ<地>』『不揃いの木を組む』『棟梁-技を伝え、人を育てる』など著書多数。
会場案内図 地図
お問い合せ 竹中大工道具館 TEL 078-242-0216

 

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