みどころ

記念講演会「尾張三河の大工棟梁」


日時:2010年12月12日(日)13:30ー15:00
場所:産業技術記念館 ホールA
講師:麓和善(名古屋工業大学大学院教授)

巡回展「棟梁-堂宮大工の世界-」名古屋会場の開催を記念して、現在の愛知県にあたる尾張三河の大工棟梁についてお話を聞く講演会が開かれました。

今回の会場は産業技術記念館のホールAです。
午後13:30からの開演で、来場者は123名でした。

講師の麓和善先生です。
現在名古屋工業大学大学院の教授で、日本建築史・文化財保存修復がご専門でいらっしゃいます。
麓先生には前日の12月11日(土)に行われた見学会でも大変お世話になりました。

講演会の様子です。
安土城や名古屋城の築城を皮きりに、徳川幕府と尾張藩に属していた大工棟梁、その一方で町方で活躍した大工棟梁の活動について、文献と棟札の資料をもとに、大工棟梁とその大工棟梁が携わった建物を紹介しながらお話をして頂きました。
最後は前日見学会でも訪れた揚輝荘聴松閣のお話で講演会を締めくくられました。

講演終了後、多くの方々が麓和善先生を囲み質問されました。前日の見学会に引き続いた講演会でお疲れであったにも関わらず、ご丁寧に対応して下さる姿が印象的でした。
麓和善先生、ご参加の皆さま、ありがとうございました。

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