檜皮葺きの様子 |
自然と共生する循環型社会の構築が求められる今、本展では環境にやさしい草と木でつくる屋根に焦点をあて、その伝統技術を振り返ります。
草でつくる「茅(かや)葺き」、ヒノキの樹皮を重ねる「檜皮(ひわだ)葺き」、薄く割った板を重ねる「杮(こけら)葺き」を中心とした植物素材の屋根が、どのような材料で、またどのような道具と技術で葺かれるのかをわかりやすく紹介します。茅や檜皮などの材料、葺材をこしらえる道具と作業場の再現、屋根を葺くための道具、実物大の屋根模型を展示するほか、職人が屋根を葺く様子を収録した映像を上映します。
環境にやさしい草木でつくる屋根の魅力を肌で感じていただけるとともに、普段あまり見ることのできない貴重な資料を数多く展示しますので、ぜひともご来場ください。
期間:2011年8月22日(月)-10月1日(土)
場所:ギャラリーエークワッド(竹中工務店東京本店1F)
開館時間:平日11:00-17:30 ※9月12日(月)より10:00-18:00
土曜日10:00-18:00(最終日は17:00まで)
休館日:日曜日・祝日
期間:2011年10月8日(土)-11月27日(日)
場所:竹中大工道具館
開館時間:9:30-16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
【共催】一般社団法人日本茅葺き文化協会、公益社団法人全国社寺等屋根工事技術保存会
【後援】〔東京会場〕江東区教育委員会〔神戸会場〕神戸新聞社
【協力】賀茂別雷神社、茅葺屋、鶴林寺、岸田工業株式会社、京都府教育委員会、富山県西部森林組合、滋賀県教育委員会、公益財団法人文化財建造物保存技術協会、美山茅葺株式会社、山城萱葺屋根工事、
株式会社村上社寺工芸社、有限会社屋根惣、重要文化財若宮八幡宮保存会(加東市)