概要

日光は約1250年前の開山より聖地として崇敬されてきました。この地に江戸時代初期、徳川家康の偉業をたたえる霊廟が創建され現在に続く聖地となりました。東照宮の建造物は寛永13年(1636)わずか約1年半の工期で完成しましたが、現在の工場生産・現地組立と同様の方法で、江戸で細工された部材を完成品として日光へ搬送し組み立てられました。
東照宮の建造物は建物の格式によって漆塗りの色が異なります。創建当時の塗装痕・彩色痕の事例を通して、江戸時代から令和まで守り伝えられてきた漆塗り・彩色の技法、材料などについて紹介します。
*本講演会は、竹中大工道具館開館40周年記念企画展「日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く」の記念イベントです。

日時
2024年8月4日(日) 13:30~15:00(13:00開場)
講師
佐藤則武(選定保存技術保持者(建造物漆塗))
*講師プロフィールは下部記載。
場所
竹中大工道具館1F多目的ホール
参加費
無料(別途入館料が必要)
定員
80名 ※応募者多数の場合抽選
英語通訳
ご希望の方は予約ページにて✓(チェック)をご入力ください。
申込締切
2024年7月20日(土)まで
申込方法
下記申込みボタンから
■予約専用サイト(外部サイトにリンクしています*1
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佐藤則武(さとう・のりたけ) 
号・玄武。昭和24年(1949)山形県大蔵村生まれ。昭和47年(1972)現(公財)日光社寺文化財保存会に入会し塗師となる(53年目)。約90棟の修理に携わる。令和4年(2022)選定保存技術保持者(建造物漆塗)認定。全国各地の漆塗り修理現場で助言指導中。
日本伝統漆芸展入選、栃木県文化功労者、地域文化功労者、山形県大蔵村村民栄誉賞(第1号)
令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)

*1)
・予約システム「RESERVA(レゼルバ)」(運営:株式会社コントロールテクノロジー)での予約になります。
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