竹中大工道具館では所蔵する豊富な大工道具や関連資料、映像などを可能な範囲で活用しながら、より質の高い学びになるように、学校や地域の教育活動の支援を行っています。図画工作科や技術家庭科、総合的な学習、特別活動、講演会、移動博物館、教員研修など、学校の要望を検討し、先生方と学習内容などを協議して実施します。
※本プログラムは学校機関（学校教育法第一条で規定）が対象です。
※神戸市内外にかかわらず、小学生・中学生は入館料無料です。
※特別支援学校（高等部含む）についても入館料免除となります。
※引率される教員の方も入館料免除です。

１．校外学習の一環として当館内でのプログラム開催となります。
２．対応曜日は「水曜・木曜・金曜」のいずれかです。
３．実技体験と工作体験は木工室と技能員のスケジュールが空いている日に限り受け入れ、
　　常設展示解説はお申込み後にボランティアスタッフのスケジュール調整が必要となります。
４．木工室対応は申込み1件あたり対応料として1,000円がかかります。
　　解説対応は1グループあたり解説料として1,000円がかかります。
５．お申し込みは3ヶ月前までに下記よりご連絡ください。
　　⇒FAX申込書（学校向けプログラム）
※館主催事業等によりご希望の添えない場合もございます。
※出張授業に関しては当面の間、休止しております。

1）ビデオ「大工さんってスゴイ！」
小学生の子どもたちが建物に興味を持ち、大工さんに出会って道具を体験するお話で、大工さんの仕事や道具を楽しく紹介するビデオ（DVD、15分、2011年制作）です。

2）ビデオ「和釘をつくる」
昨年度まで小学5年生の国語教科書（光村図書出版株式会社発行）に掲載されていた「千年の釘にいどむ」（内藤誠吾著）のなかでも取り上げられていた白鷹幸伯氏と、その跡を継ぐ三代目の興光氏の、和釘製作のプロセスを紹介するビデオ（DVD、11分、2012年制作）です。ビデオでは、和釘の特徴やつくり方とともに、仕事に熱意と誇りを持って打ち込む白鷹親子の姿を紹介しています。

3）和釘
当館では、白鷹幸伯氏製作の和釘「千年の釘」を所蔵しています。この和釘を、生徒の皆さんに実際に手に取ってもらい、普段目にしている洋釘と比較することで、和釘への理解をより深め、身近に感じてもらうこと目的に、貸出を行っております。

木工道具の手入れの使い方や手入れ方法を中心とした研修を受け付けております。
※技能員のスケジュールや木工室の空き状況によりご希望に添えないこともございますのでご了承ください。