概要16才にして高村光雲の弟子となった関野聖雲(1889〜1947)は、彫刻家として、また教育者として明治以降の木彫文化の礎(いしずえ)を築いた人物です。
彫刻家の中でも特に道具好きとして知られる聖雲の道具には、あらゆる木彫り手法を実現するためのさまざまな工夫が見られます。たとえば多様な形の彫刻刀、ひとつの仕事のためにつくったと思われる鑿(のみ)や鉋(かんな)、特殊な形の細工鋸などが残されています。
本展では、多くの優れた作品を制作した関野聖雲の道具約40点を一堂に展示します。
場所竹中大工道具館1F テーマ展示コーナー
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チラシ(PDFファイル・1.7MB)
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