大工道具の手入れに欠かせない砥石。現在では人造砥石が普及していますが、仕上砥は古くから京都を中心とした丹波山地で採掘されてきた天然仕上砥「合砥(あわせど)」に勝るものはないと言います。また、道具の性能は仕事の効率に直結するため、「道具は道具屋から買ってきて使うものでなく、大工が自ら作るものである」と言われます。
本展示では、採石される山や層による違いや、色や紋様で変わる銘柄を中心に、約19点の砥石と採石や加工用の道具約8点を紹介します。
展示概要
会 期2013年4月23日(火)〜6月16日(日)
会 場9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料一般300円、大・高生200円、小・中生100円、各種割引あり
会 場竹中大工道具館 1Fテーマ展示コーナー
主 催公益財団法人竹中大工道具館
展示構成02_a900396 3 1