展覧会概要

私たちは一昨年の冬、その役目を終え伐採される運命を迎えた一本のケヤキの樹に出会いました。
通常であればそのまま焼却されるか、燃料用のチップとして細かく粉砕されていたかもしれません。しかし、その出会いが一本の樹に新しい役割りとしての命を宿し、そのものがたりは続くことになります。
伐採から製材、乾燥などの工程すべてに一脚展のメンバーが関わり、それぞれの工房へと一旦分配されたケヤキですが、テーブルやスツール、子ども椅子などの様々な木工品として姿を変えて再び集まり、会場の竹中大工道具館(神戸)に並びます。
2019年から「そこに樹があるのに」を合言葉に、兵庫県内で様々な理由から伐採された地域材に注目してきましたが、今回は一本の樹にさらに深く関わり制作に取り組みます。
例年開催の新作椅子の座り比べと共に、ぜひ実際に会場で、その樹のものがたりの続きに触れてみてください。

展覧会名
第13回 座る・くらべる 一脚展 +(プラス) 2023
特別展 「一本の樹のものがたり」
2023年9月2日(土)〜18日(月・祝)
竹中大工道具館1Fホール
開催時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館
月曜日(祝日の場合は翌日)
入館
無料(常設展見学は別途入館料が必要)
一脚展実行委員会、竹中大工道具館
公式HP
https://ikkyakuten.jimdofree.com/
チラシ A4サイズ・PDF形式のチラシがダウンロードできます。
関連イベント

■ワークショップ「枝でつくるカードスタンド」
木の枝を使って、カードスタンドを2個制作します。ノコギリ、ノミ、カンナでパーツを加工し、カードを「くさび」で挟む仕組みに取り組みます。
※キャンセルが出たため、キャンセル分を先着順で再募集します。

2023年9月10日(日)  ①10:00~12:00、②13:30~15:30
※午後の部は都合により中止となりました。
安森弘昌(一脚展メンバー)
竹中大工道具館地下2階木工室
参加
2,500円(別途入館料が必要)
各回とも小学生4年生以上 10名 ※応募者多数の場合は抽選
※小学生は保護者(1名)要同伴
※小学生は保護者とペアでの参加となります。
持ち
完成品の持ち帰り袋
エプロンなどご持参の上、軽作業のできる服装及びクツでお越しください(サンダル、クロックス、ハイヒール等不可)
申込締切
8月19日(土)まで
※先着順で再募集のため、定員になり次第、終了。

関連イベント申込方法

イベントページの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。

■イベントページ
枝でつくるカードスタンドはこちら

■往復ハガキ(ハガキ1枚につき1名様まで)
[往信用裏面]
①イベント名・希望日時・希望タイプ ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。
裏面は未記入のこと。
[申 込 先]
〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係