展覧会概要 |
木造建築や木工・木彫・竹細工などで多用途に使われる小型刃物の一つ「切出小刀(きりだしこがたな)」。今回は千代鶴是秀作の切出小刀「自尊」「懐古」をはじめ、石堂秀一、千代鶴太郎、長谷川幸三郎、宮野鉄之助など、用の美を極めた大工道具鍛冶の名工がつくった数々の切出小刀を一堂に展示します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後、会期や開館時間、イベント情報等が変更となる可能性があります。最新の情報は本ページにてご確認ください。
- 展覧会名
- 切出小刀-大工道具鍛冶が込めた想い
- 会期
- 2022年3月5日(土)~5月8日(日)
- 会場
- 竹中大工道具館1Fホール
- 開催時間
- 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 入館料
- 大人700円、大・高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
- 主催
- 竹中大工道具館
- 協力
- 朝倉彫塑館、木屋、銀座菊秀、酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)、佐藤金物店、松濤美術館、土田刃物店、西宮市
|
チラシ |
A4サイズ・PDF形式のチラシがダウンロードできます。(約2MB) |
主な展示品 |
写真4、8以外・・・左:表、右:裏
*1-2,8:個人蔵、3:白鹿記念酒造博物館蔵、4-6:土田刃物店蔵
|
会場写真 |
|
会場映像 |
|
解説映像 |
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます。
- ■作風に影響を与えた人物(約6分半)
大工道具を芸術の域まで昇華させたと言われる名工・千代鶴是秀。その作風が出来上がるまで、どのような人との関わりがあったのでしょうか。
|
|
- ■「自尊」に込めた想い(約3分40秒)
千代鶴是秀のデザイン切出小刀の傑作「自尊」。ヤリガンナがモチーフです。美しい雫形の裏すきやキラキラする表面仕上げの製作方法とは。
|
|
- ■千代鶴是秀と木屋―木屋納品帳からわかること―(約4分)
千代鶴是秀の切出小刀を最も多く取り扱っていた刃物店・木屋(きや)。千代鶴是秀が木屋に納めた切出小刀の記録から見えてくるものとは。
|
|
- ■彫刻家・朝倉文夫との交流(約3分)
彫刻界の重鎮・朝倉文夫は、彫刻道具をはじめ包丁、植木用鋏など趣味や生活道具も千代鶴是秀に注文し愛用しました。是秀を高く評価した著名な芸術家と千代鶴是秀の話です。
|
|
- ■千代鶴是秀への憧れ―玄能鍛冶・長谷川幸三郎―(約4分半)
玄能の名工・長谷川幸三郎は千代鶴是秀に強い憧れを抱いた大工道具鍛冶の一人です。是秀の技術や感性にどのように近づこうとしたのでしょうか。
|
関連映像 |
|
関連イベント |
■ワークショップ「切出小刀を作ろう(全3回)」
本職の指導のもと、3日間かけて「鍛接」、「成形」、「焼入れ・焼きもどし・刃研ぎ」を行い、自分だけの切出小刀を製作します。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止または変更になることがあります。最新の情報は本ページにてご確認ください。
- 日時
- 2022年4月22日(金)・23日(土)・24日(日)
[1]9:30~12:30、[2]13:30~16:30
- 講師
- 藤原保彦(鍛冶・藤原小刀製作所代表)、長池廣行
- 会場
- 竹中大工道具館1階テラスおよび地下2階木工室
- 参加費
- 20,000円(全3回、材料費・入館料込み)
- 定員
- 各回とも15歳以上の方 5名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
※必ず3日間参加できる方 ※自己責任での参加をご了解いただける方
- 申込締切
- 2022年4月4日(月)必着
関連イベント申込方法
イベントページ、または往復ハガキでお申込みください。
■イベントページ
「切出小刀を作ろう」はこちら
■往復ハガキ(ハガキ1枚につき1名様まで)
[往信用裏面]
①イベント名 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。
裏面は未記入のこと。
[申 込 先]
〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係
|