コラム:玄能の名前の由来?

「昔、武蔵の国、那須野というところに殺生石という怪石があって、この上を飛ぶ鳥は落ち、これに触れた獣はたちまち死んだため、玄能という和尚が呪文をとなえ大鉄槌で殺生石を砕いてから、この怪異はとまった。これより大きな鉄槌を玄能というようになった」と江戸時代の地誌『雍州府志』(1686)は伝えている。

 
  • ※ 本ページの内容は『竹中大工道具館収蔵品目録第6号-槌・斧・釿・その他の道具篇-』の解説を抜粋したものです。
  • ※ 品名は、主に関西で用いられている道具名称を参考にして当館で用いられている統一名称によっています。地域や研究者によって道具の名称はことなることがあります。

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