雑道具[zatsu-dougu]
ざつどうぐ
ざつどうぐ
通常は2本を1組にして使用します。板材を接ぎ合わせる時に接着剤がかわくまで固定するほか、同じ形に複数加工する際、同時に墨付けや加工を行うことができるよう、部材をまとめて締めつけるなどの用途で使用します。
端金の使用法
材料の固定や、二つ以上の材の接合に使用します。小型の万力である手万力や、バイスなどもあります。
敷居や鴨居などの取付けの際、柱の間を拡げる、などの使い方があります。ジャッキで拡げておくと、材に傷を付けずに納めることができます。
ジャッキの使用法
鴨居の取付けの際、柱のねじれを鴨居材に写しとりますが、この時に鴨居材を支持しておくのに使用します。コの字型と直角三角形の木片で構成され、2組で使用します。コの字型の半役を、柱を囲むように当て、隙間に三角形をくさびとして入れて固定します。柱とくさびでできた直角部分に鴨居材を乗せます。鴨居ストッパーも同様で、金具部分で柱に固定し、直角を出します。
半役の使用法
奥左から ジャッキ、豆ジャッキ 手前左から 万力、手万力、バイス、端金、半役